河田フェザーについて

【国内生産の羽毛専業メーカー】

130年信頼される品質へのこだわりを自社製品にも

河田フェザーは1891年創業、羽毛の精製・加工から羽毛ふとんの製造までを国内一貫生産を行う「羽毛専業メーカー」です。多くの一流寝具・アパレルメーカーにその高い技術力と厳しい品質管理に評価と信頼をいただいてきました。
他に類を見ない品質の高さ、清潔で安心・安全な羽毛は、軽く、空気をしっかりと含み、体を暖かく包み込みます。この品質は当然に当社ブランドの羽毛製品にも受け継ぎ、商品を企画製造しております。

羽毛精製に最適な地を求め工場を移転

現在工場を構える三重県明和町の「水」と「気候」は奇跡とも呼べるほど羽毛精製に適した地。羽毛精製に最適な地を求め、創業100年を機に工場を移しました。

〜 恵みの水・超軟水&還元力 〜


羽毛洗浄に適した水

伊勢明和地域でのみ採水可能な「超軟水」は、一般的な日本の水道水の10分の1以下の硬度であり、羽毛の隅々まで浸透してアレルギーの原因となるアカやホコリを徹底的に取り除きます。また、非常に高い還元力を兼ね備えるこの水は、羽毛の折れ曲がりなどの傷みを回復させます。

弊社が羽毛洗浄に使用する超軟水と一般的な水道水の数値の比較

水の硬度は一般的な水道水のなんと 10分の1以下! 国内メーカーの飲料水の硬度を調べてもここまでの数値は見かけません。そしてORP /抗酸化力(還元力) は一般的な日本の水道水の 約7倍!
※ 酸化による傷みを修復する力

洗浄前の羽毛の顕微鏡写真
→ 小羽枝(しょううし)の折れ曲がりが
多数見受けられます。
洗浄後の羽毛の顕微鏡写真
→ 小羽枝(しょううし)の折れ曲がりが回復し、
キレイに真っ直ぐ伸びています。

〜 羽毛に最適な乾燥した空気 〜


羽毛が開く乾燥した気候

工場のある明和町あたりは一年を通して空気が乾燥しており、その気候を生かした「伊勢たくあん」をはじめ、大根やひじきの天日干しが有名なことでも知られています。
羽毛は湿度が高いと羽枝(うし)が閉じてしまいます。乾燥した場所では、羽毛の小羽枝(しょううし)が開いた状態で精製することができるため、根元のアカやホコリを徹底して取り除くことができます。

〜 培われた技術 〜


精製の技術

「水」と「気候」だけでは高品質な羽毛は精製されません。当社が長年培ってきた経験と知識、洗浄技術が必要です。私たちの技術は、世界のトップレベルだと自負しています。

当社は、長年の経験値や観察力によって羽毛の特徴を理解し、独自の羽毛理論を構築しました。この理論をもとにオリジナルの精製機械を設計し、ほかには真似のできない除塵力と洗浄力を兼ね備えた機械と技術によって清潔でキレイな羽毛を精製しています。

洗浄前の原料の顕微鏡写真
→ 表面に汚れが付着しています。
洗浄後の精毛の顕微鏡写真
→ 小羽枝が開き、細部までキレイになっています。

「河田の独自技術・水・気候」全てが揃っているからこそ
実現可能な世界で最も高品質でキレイな羽毛をお届けしています

〜 こだわりの集団 〜


清浄度試験準備
匂いのチェック
ダウンパワー試験
三重県明和町の工場

品質基準は「プロの自分たちが使いたい羽毛」

安全で安心できる羽毛をお届けするために、精毛の各工程において羽毛の品質検査や試験を行い、徹底的に品質を管理しています。各工程において内部資格認定者により品質が適正かを確認しながら精製しています。
日本で唯一の羽毛素材メーカーとして、その知識と経験を持って、原料から精毛までにこだわり自分達が使いたいと思える「高品質の羽毛」をお届けしています。

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